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COLUMN 不動産売却コラム

2024/11/02(土)

決済までの流れ

売却活動進んでますか!

不動産の売却において、金銭のやり取りである「決済」は非常に重要な手続きです。
しかし、決済の流れがよくわからない方も多いのではないでしょうか。

今回は、決済から引き渡しをスムーズに進めるために、一般的な決済の流れについてご紹介します。
ぜひ最後まで確認してみてください。

1.本人確認と書類の確認
決済手続きを行う際は、売主、買主、司法書士、立会人(不動産会社の担当者など)が揃います。まず司法書士が決済の場にいる人の確認を行います。本人であることを提示するため、免許証など本人確認書類を持参しましょう。
この時、司法書士は所有権移転登記にかかる書類の確認も行います。

2.金銭の授受
買主から売主に対して、残代金の支払いが行われます。
買主が住宅ローンを利用する場合には、このタイミングで融資が実行されます。
また、固定資産税・都市計画税や管理費・修繕積立金などの各種精算金の授受も行います。

3.領収書の授受
残代金の着金が確認でき次第、売主様は残代金や各種精算金の領収書を発行して買主様に渡します。領収書の発行の手続きは、売主側の不動産会社が代行するのが一般的ですが、事前に必ず確認しておきましょう。

4.鍵や必要書類の引渡し
買主様へ物件の鍵や取扱説明書などの各種書類を引渡します。鍵は、合鍵も含めてすべての鍵を買主に引き渡しましょう。

5.司法書士・不動産仲介会社への報酬の支払い
決済手続きが完了したら、司法書士や不動産仲介会社への報酬を支払います。一般的に、仲介手数料は売買契約締結時に50%、決済時に50%を支払います。

6.最終確認
最後に決済に不備がないかを改めて確認し、問題がなければ、取引は完了となります。

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