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COLUMN 不動産売却コラム

2024/06/16(日)

インスペクションとは

さて今回は、
ホームインスペクション
についてご紹介します。

ホームインスペクションについて耳にしたことはあるものの実態を知らない方も多いのではないでしょうか。
ホームインスペクションとは住宅の検査や診断のことを言います。
インスペクションでは目視による状況の検査を行い、建物に修理が必要か、修理をする場合はどれくらいの費用が掛かるのかといった情報を報告してくれます。
インスペクションを行うタイミングや調査項目、費用、売主様のメリットについてご説明します。

インスペクションを行うタイミングは中古物件を売ったり買ったりする時です。
インスペクションを行うのは買主側なのが一般的です。ベストなタイミングは購入物件のお申込後から契約前になります。

ホームインスペクションの調査項目をご紹介します。
主な調査項目としては建物の傾き・雨漏りの形跡・著しい施工不良の有無・構造耐力上主要な部分の著しい損傷・腐食・詳細な調査を行う必要のある箇所の有無などです。
調査項目や、どのような報告書が作成されるかは、住宅診断会社によって違ってくるので、依頼する際は確認が必要です。

インスペクションの費用は依頼先のホームインスペクション会社や、住宅の種別(マンションか、一戸建てか)、オプションの有無、住宅の規模などによって違ってきます。
基本的には5万~15万円以内に収まることが多いです。

売主様が売却前にインスペクションをするメリットをご説明します。
まず、売却に不利な箇所がある場合、売却前に発見・修繕をすることができます。
次に買主が安心して購入に踏み切ってくれます。
またインスペクション付き物件として有利に売却を進めることができます。
最後に、物件引き渡し後のリスクを軽減できます。
売主側が積極的にインスペクションを行うことは、検査・修理に費用が掛かるためにあまりないのが現実です。しかし、不具合のあるものを売って後々トラブルに巻き込まれることを回避するという点でメリットが大きいと言えます。

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